豚肉の豆知識

 コラーゲンを豊富に含んでいるため、長時間煮込むとゼラチン化して非常に柔らかくなり、独特の味を楽しめます。

 特に沖縄地方で好まれる。

酢や味噌であえた耳皮(ミミガー)料理は有名ですね。

 豚の心臓のことです。

 ハート形をしていて、重量は300~370g。

 筋繊維が細かく緻密なので、独特の歯ざわりがあるためやや堅く、味は淡白で、内蔵類の中では比較的くせがないので食べやすいです。

 脂肪は少なく、ビタミンB1、B2、鉄が多く含まれています。

  豚の子宮のことです。

 若い雌豚のもので、柔らかく、淡白な味わいです。

脂肪は非常に少なく、ビタミン、ミネラルも少ないが、たんぱく質は食肉と同じくらい含まれています。

 豚の舌のことです。

重量は330~800g。表面の皮は薄いが、食用に向かないので取り除きます。

ビタミンA、B2、鉄は食肉より多く含まれていて、根元のほうが舌先より脂肪が多く、柔らかくて美味しいです。

 豚の胃袋のことです。

 重量は約400gで、肌色の扁平な形をしています。

臭みが少なくてくせがないので、内蔵類をあまり好まない人でも食べやすい部位です。

 頭部の肉の部分で一番おいしいと言われているのがほお肉です。

やわらかくて脂肪が多いのが特徴で、調理では整形するほうが良いでしょう。

串焼きにしてもお いしく、塩漬けにしておいてソーセージなどの材料としても利用されています。

 小腸のことです。

市販されているものは大腸とあわせてシロモツの名で売られています。

変質が速いため脂肪部分をしっかり取り除いてゆでたものが店頭に並んでいます。

腸の中では最もおいしいといわれ肉厚なものほど味が良く上質です。

 腎臓のことです。

 肉質のきめが細かく、シコシコとした歯触りが特徴で炒め物や煮物にします。

ビタミンA・B1・B2・C・E・鉄分が豊富で疲労回復に役立ちます。そらまめ の形に似ていることから、マメと呼ばれているようです。

豚すね肉のことです。

 名前の由来は、昔、すね肉の骨をスケート靴のエッジに使っていたことからと言われています。

ドイツの伝統的な家庭料理で、豚のすね肉を骨付きのままで塩水に漬け込み、食べる前に2時間半くらいゆでるだけという素朴で、気取りのない料理で、ドイツ版の豚足の煮込みでしょうか。

 JASの規格では、フランクフルトは豚腸に、ウィンナーソーセージは羊腸に詰めるとなっています。

 ソーセージの一種類で、半径か直径かはわからないが太さ 20mm以下のものです。

ただし、羊腸を使用したものについては太さが20mm以上でもウィンナーソーセージという場合もあります。

 ひき肉をケージング(羊の腸)に詰めて乾燥させたものです。

 元はイタリアで作られたドライソーセージの一種です。

語源はイタリア語のsalare (塩)である。牛肉で作ったサラミや、牛と豚の合いびき肉で作ったサラミもあります。

地域によって味付けに使うハーブが違い、イタリアはニンニク、ドイツは塩 のみ、スペインはパプリカや赤唐辛子を使っています。

肉の挽き具合でも、味に違いが出ます。

 すり潰した肉や魚などを豚の背脂で包んだりして、テリーヌ型に入れてオーブンで焼き上げた料理のことです。

 冷製の場合はテリーヌと呼ばれ、スライスして盛り付けるます。

ヨーロッパではハム・サラダなど調理済みの西洋風惣菜として人気があります。

 豚ばら肉を塩漬けして燻煙したものです。

市販のものはほとんどが加熱してあります。

ダンボールを使ってスモーカーを作るなどして、手作りでも簡単にベーコンが出来ます。

加熱していない物は食べる時は必ず加熱する事が大切です。

 生ハムは、材料も作りかたもロースハムとほとんど同じです。

塩漬けにして乾燥、熟成させた豚肉のことで、ボイルしていないのが生ハムです。

ラックスとはドイツ語で鮭のことで、鮭の肉のような紅色をしたハムという意味です。

 昔は価値の低いものとして扱われてきた豚皮や豚毛の加工品も、ここ数年はデザインが多様化したり、特性が見直されたりしていることで、「良いもの」として 好まれるようになってきました。

 皮・毛製品を豊富に取り扱っている百貨店などの大きなお店なら、販売しているでしょう。ほかにもインターネットで検索して みると通信販売をしているところも多いようですよ。

 個人的には皮製品は直接お店で、毛製品はもし近くに豚毛の製品を扱っているお店がない場合、通販で買う ことをおすすめします。

特に皮製品は長く愛用するためにも、実際に手にとって手触りや使い勝手、着心地などを確かめたほうかいいでしょう。

 肉といっても牛肉、豚肉、ラム肉と色々ありますが、沖縄では肉と言ったら豚肉のことを指します。

 よくテレビなどで、「沖縄の人たちは豚肉をたくさん食べて いるから健康で長生きできる」ということを聞きますよね。

 全国でも豚肉の消費量は沖縄が第1位とされています。ですが、どうして他の都道府県に比べて、沖縄では日常的に豚肉が食べられているのでしょうね?

 イスラム教徒やユダヤ教徒がなぜ豚肉を忌避するのかはよく分かっていません。

ただ、豚肉は定住性の動物であり、育てるのに大量の水が必要です。そのため、 狩猟民族(遊牧民族)出身であるイスラム・ユダヤの信徒の間で、農耕民族を蔑視する傾向が出てきた時に、同時に農耕民族の代表的な家畜であった豚も併せて 蔑視されたのではないか、とも言われているからではないでしょうか?

 ユダヤ教徒も豚を食べませんが、これは彼らの聖典・旧約聖書の「レヴィ記」の記述によるものです。

彼らが食べて良いものは(食肉に限って言えば)「ひづめ が割れて、しかも反芻するもの」のみ。豚はひづめが割れていますが、反芻しません。だから、食べてはいけないのです。

 

 イスラム教徒が豚を食べないのは、聖典コーランに豚を食べることを禁ずる項目があるからです。

 コーラン第二章(雌牛章)173節には「かれがあなたに(食べることを)禁じられるものは、死肉、血、豚肉、およびアッラー以外にそなえられたものであ る」とあり、豚肉と豚肉から作ったものを口にすることを禁じています。ただ、何が何でも食べていけないというわけではなく、同じく第二章195項には 「アッラーの未知のために(あなたがたの授けられたものを)施しなさい。だが、自分の手で自らを破滅に陥れてはならない」と書かれていて、豚肉しか食べる ものがない、という場合に限ってのみ、その肉を口にしても良いとされています。

 豚肉を忌避するのはイスラム教とユダヤ教であり、特にイスラム教の忌避ぶりは凄まじいものがあります。

豚肉はおろか、豚肉から抽出された成分すら口にする のをいやがり、少し前にインドネシアで「味の素に豚肉抽出成分が含まれている」という噂が流れて、大騒ぎになったことがありました。

 インドで19世紀半ば に発生した「セポイの乱」も、きっかけは弾薬に塗られた豚の油脂だったと言われています(当時の銃は弾薬袋を口で噛みちぎらなければいけなかったので す)。
 包丁もそのままでは「豚肉を切ったのではないか」と疑われるため、外国のとある領事館では、わざわざイスラム協会に「この包丁は豚肉を切ったことがない」 と証明してもらったという話です。

 豚肉ほど広く食べられ、その一方で忌避された肉も珍しくありませんね。

あらゆる食肉の中で、豚肉は最大の消費量を誇り、その量は実に年間9000万トン (2000年現在)に及び、これは牛肉(5600万トン)、鶏肉(5800万トン)の2倍近い量です。